守口市・正覚寺 四条畷市・弥勒寺
神社仏閣巡りの時に十三仏を見かける事がたまにあります。
十三体が個別の立派な十三仏の場合がありますが、大阪府大東市と四条畷市を歩いている時に、
十三仏の案内板をよく見かけましたので、幾つかの寺院を訪ねてみましたら一つの大きな石に十三
の仏を刻んでいました。
約600年前より始まったと言われており、庶民の信仰なのか死者を悼んでの板碑なのか、風化された
板碑を見ると死者を悼む庶民信仰が伺えます。
人が死ぬと初七日から死者を悼む法事が始まります。
二十七日・三十七日・四十七日・五十七日・六十七日・七十七日・百か日・一周忌・三回忌・七回忌・
十三回忌・三十三回忌・で十三になります。
その時々に仏の魂を守ってくれる仏像があります。その仏像を彫ったものが十三仏と言われています
が、一方で人は亡くなって魂のままこの世に留まって地獄か天国行きか33年経たないと答えたがでない
のでその間、修業が苦しくなった時々に仏様が見守ってくれると言うお話もあります。
その十三仏が特に多いのが大東市と四条畷市です。
昔からの共同墓地にも幾つかの十三仏がありました。
郷土史家の方はいろいろと調査と保存に力を入れられております。
「犬も歩けば棒に当たる」でなくても、町歩きをしていますといろんなものを見かけます。ぶらぶら散歩
をお勧めします。
いろんなお宝が、いろんな所に眠っています。
道を訪ねる為に時折近くの方に声を掛けると迷惑と言う方もおられますが、親切にその場所まで案内し
てくれる方もおられます。
日除け帽子にサングラス姿なので多分怪しい格好の人物に見えたのでしょうか、その場合にはお礼
を言って早々に立ち去りますが・・。
寝屋川市は
正勝寺・秋玄寺・四条畷市は
正法寺の十三仏を訪ねました。